正しく恐れる
皆様こんにちは。
連日のコロナウィルスのニュースでここ数週間、私たちの生活はずいぶん変わりました。
皆さまもきっと不安な毎日を送られていると思います。
トイレットペーパーやティッシュペーパーの買い占めやマスクの高額な転売など、過剰な反応があちこちで見られています。
確かに私たちが今まで経験した事がない状況の中で冷静に過ごす事は大変な事かもしれません。
ただ、少しずつ色々な事がわかってきているのは事実です。
一人一人が正しい情報を把握して、過剰に恐れすぎずに冷静な行動をとる事が今一番大切だと思っています。
コロナウィルスの専門家会議でも、日常生活において意識して欲しい事を次のように挙げています。
【日常生活の中で、この3つの条件が同時にそろう場所や場面を、避ける行動を。つまり、次の3つの行動を。
(1)換気を行う(可能であれば2つの方向の窓を同時に開ける)
(2)人の密度を下げる(互いの距離を1、2メートル程度あける)
(3)近距離での会話や発声などを避ける(やむを得ない場合はマスクをつける)】
これ以外にも、普段からバランスの良い食事を摂り、睡眠もしっかりとって自らの免疫力を整えておく事も大切だと思います。
いろんな情報に左右されずに正しく恐れる。
皆さまを迎える私たち医療従事者も、体調管理をしっかりして今出来ることを精一杯行い、安心できる医療を提供していきたいと思っています。
処方箋の有効期限
皆さまこんにちは。
突然ですが、皆さまは普段病院やクリニックなどでもらう処方箋に「有効期限」がある事をご存知ですか?
処方箋の有効期限は 「受診した日も含めて4日間」 だけです。
「今日は用事があるから、また今度薬局に行こう」 と思っているとすぐに処方箋の有効期限が過ぎてしまうことがあります。
間に日曜日や祝日が入っても、その4日間の期間は延びません。
時折薬局から「有効期限の過ぎた処方箋を持って来られた患者さんがいます」と連絡が来る事があります。
十分にご注意いただきたいと思います。
基本的には処方箋は発行された直後に薬局に出していただき、その日からそのお薬の服用を開始していただくのが最良です。
ぜひ処方箋はすぐに薬局に持って行かれるようにお願いいたします。
嬉しかったこと ~日々の想い~
おはようございます!鈴木町クリニックです。
今日はうれしいことがありました。
本日また卒煙に成功し、喜んで帰って行かれた方がいました。
たばこをやめよう! それは一大決心です。
その思いはおひとりおひとり違います。健康のため、家族のため・・・。
昔一人で禁煙しようと思って挫折してしまった方、どんな風に頑張ればいいの・・・と不安な方。そんな方にお薬の治療があります。
禁煙治療を受けた方々のお言葉です。
“朝の目覚めが違います!”
“朝、こんなに体が軽いなんて知りませんでした。”
“お酒を飲むと吸いたくなるけど、薬のおかげでぐっと我慢できることができました”
“たばこの煙が鼻につくようになりました”
中には、温泉に行ってきました!という方もいました。
無駄遣いがなくなったというのです。思わず副産物ができました。
もちろん今までの習慣を断ち切るのは楽しいことだけではありません。
辛いこと、苦しいこともあると思います。
クリニックではスタッフ一同、
そんな皆様を少しでも応援できるように頑張っています。
春に向けて禁煙を始めてはみませんか!
頚動脈エコーってどんな検査!?
前々回に超音波検査の話をさせていただきましたが、今回からエコー検査の中で具体的に部位別のエコー検査を紹介していきたいと思います。
第一回目は「頚動脈エコー」です。
頸動脈は脳に血液を送る大切な血管です。
その血管が動脈硬化を起こすと脳梗塞を起こすリスクが高まります。
なので、動脈硬化の早期発見には頸動脈エコー検査が1番です。
侵襲性もなく安全に検査が受けられます。
早期発見できれば、これ以上、進行が悪化しないように経過をみていくことができます。
エコー検査で何を見るかというと…
血管壁が厚くなっていないか、プラーク(コレステロールなどの脂肪の塊りなど)ができていないか、プラークがある場合はプラークはどのようなプラークなのか血管内に占めるプラークの割合などを見て、どのような治療が患者様にベストなのかを判断できます。
動脈硬化の原因として、脂質異常症、糖尿病、高血圧、喫煙などが危険因子とされています。
ひとつでも当てはまる方は、症状がなくても、1度検査してみるのも早期発見になり、良いと思います。
当院では、血管領域の検査に従事するに必要な専門知識・技術をもった血管診療技師が検査させていただきます。
検査を受けてみたい方は、お気軽にお声掛けください。
検査は予約制となっています
検査時間は15〜30分程度です。
アレルギー検査
花粉アレルギーの方には辛い季節がすぐそこまで来ていますね。
アレルギーという単語はいろいろな場面でよく耳にしますが、具体的にアレルギーとは何なのか、また自分が何に対してアレルギーを持っているのか、きちんと理解している方はどれくらいいますでしょうか。
アレルギーとは、体に入ってきた物質を排除しようと自分の免疫機能が過剰に働いて、通常では害のないものに対して身体に害のある反応が症状として出てしまう状態の事をいいます。
また、花粉症や気管支喘息などのアレルギー性疾患は、体質や環境要因が複雑に絡み合って起こると考られているため、何が原因で症状が起こるのかを知ることは非常に大切なことです。
当院ではアレルギー検査を保険診療で行っております。
少しの採血量で、一度に39項目のアレルゲン〈アレルギー反応を引き起こす物質〉を調べられる検査です。
ハウスダストや花粉、食品表示義務7品目(卵・乳・小麦・そば・ピーナッツ・エビ・カニ)を含むアレルギー性疾患の主要な原因となるアレルゲンが網羅されています。
毎年これからの時期に辛い思いをされている方。ご自身が他にもどんな物質にアレルギーをもっているのか気になる方はいつでもご相談ください。
超音波検査
超音波検査(エコー検査とも言います)という言葉を聞いたことのある方や実際にその検査を受けられた方は多くいるのではないでしょうか。
超音波検査とは、人の耳には聞こえない音(超音波)を身体に当て、体内の臓器や血液の流れる様子を映し出す検査です。
レントゲンやCT検査のように放射線で被曝をする心配がない為、胎児や妊婦さんでも安心して受けられる検査です。
当院にも超音波検査の設備はあり、腹部、頚動脈、甲状腺、乳腺、下肢静脈などを調べることができます。
検査内容によっては、空腹の状態で受けていただくなどの準備が必要ですが、それ以外は苦痛なく安全に受けていただく事が可能な検査です。
特に今は、女性の11人に1人が乳がんを患うとも言われており、早期発見や予防の目的のためにも乳腺エコーを受けていただくことは強くお勧めいたします。
最近芸能人でも乳がんを患って治療を受けている方も多くいますよね。
当院では健診目的として、自費でエコー検査を受けることも可能です。
新しい年を迎えた今、ご自身の健康を見つめるいい機会にもなります。
保険診療でも、健診診断目的としてでも、自分の身体に目を向けることはとても意味のあることです。
もしも検査を受けたいと思われた方は、いつでもスタッフにお声掛けください。
明けましておめでとうごさいます。
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
いよいよ2020年が幕を上げました。
今年も鈴木町クリニックは皆さまの健康と笑顔のお手伝いが出来るよう頑張ってまいります。
新年は1月4日から診療を開始しております。
何卒よろしくお願いします。