10月になりなした
10月ですね、今年もあと3ヶ月!!
今年もあと3分の1になりました。
そして今日から緊急事態宣言が解除されます。
新しいステージに入りましたね。
外に出かけるのも、人に会うのも、生きるためにはとても大切なこと。
感染防止対策をしながら、少しずつ日常を取り戻せるよう過ごしていきたいです。
当院は、通常の診療も検査も従来どおり行っております。
今月は、市町村が行っている40歳から75歳以下の特定健診の期限となっております。
当院ではご予約を受け付けております。ご予約もまだ空きがありますので、年一回のこの機会をぜひ活用し、ご自分の体のチェックをしてください。
今月も宜しくお願い致します。
インフルエンザ予防接種
そろそろインフルエンザの予防接種についてのお問い合わせが聞かれるよう
になりました。
昨年は、手あらい、うがい、マスクが徹底されていたのでほとんど流行が
認められませんでした。
今季のインフルエンザの流行については、色々な見解があがっています。
昨年度はインフルエンザと新型コロナが同時に流行しなかったため、今年も少ないのではないかとするものや、逆に昨年流行しなかった分今年は幅広い世代で流行する可能性があるという意見もあります。
どちらになるか予測することはむずかしいですが、
日本ワクチン学会では、
「もしインフルエンザと新型コロナが同時に流行すれば医療体制が逼迫する恐れがあるため、乳幼児や高齢者、妊婦などは特に接種が推奨される」と述べています。
寒さが強まる冬に向けワクチン接種を前向きに検討し、感染対策を続けていきましょう。
コロナワクチンをすでに2回打たれている方もいらっしゃいますが、この2つのワクチンは同時接種はできません。
新型コロナワクチンとその他のワクチンは、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間あける必要があります。2週間後の同じ曜日の日以降になります。
まだコロナワクチンを接種していない方は予定を考えておかれた方がよさそうですね。
当院でも近日中にインフルエンザワクチンの予約を開始いたします。
ホームページでご案内いたしますのでもうしばらくお待ちください。
3周年を迎えました
3周年を記念して院長にインタビューをしました!
*患者様へ心がけていることは?
写真は、当院に飾ってある手作りのビーズの作品です
綺麗なものや好きなことに触れて、
痛風、高尿酸血症について
夏真っ盛りで毎日うだるような暑さが続いていますね。
オリンピックも終わり、色々なスポーツを観戦された方も多いのではないでしょうか。
あまりなじみのないスポーツを知る機会にもなりました。
ところで、今年度の健康診断は受けられましたか?
「痛風」「高尿酸血症」みなさん1度は耳にしたことがあると思います。
血液検査にて「尿酸値 7.0mg/dl」以上ですと「高尿酸血症」となります。
尿酸値が高くなる理由として、体内で尿酸が過剰に産生されてしまったり、
なんらかの原因で排泄がうまくいかなくなると血中の尿酸濃度が高くなってしまいます。
そして高尿酸血症の状態が長く続くと、尿酸の結晶がからだのいたるところに沈着し「痛風発作」へと繋がっていきます。
今日はそんな「尿酸」についてお話しようと思います!
尿酸は、プリン体が肝臓で代謝される過程で産生される物質です。
ビールやレバーなどはプリン体の多い食品として有名ですが、食べ物由来で合成される尿酸は全体の約20%で、残りの約80%は人間の遺伝子が分解される際に生じる老廃物としての尿酸です。
よって、食事でのプリン体の摂取を控えることも大切ですが体内での合成を抑えしっかりと体外に排泄することがとても重要になります。
それでは、ご自身の尿酸値の値を確認してみましょう!
「7.0㎎/dl」を超えている方はまずは生活習慣の見直しが必要です。
以下の項目をチェックしてみましょう^^
※通院されている方は医師に相談しましょう。
・適正体重の維持
・節酒や休刊日の設定
・水分の十分な摂取
・適度な有酸素運動を
また、特にこれからの季節に気を付けて頂きたいスポーツが
趣味として楽しむ方も多い「ゴルフ」です。
息が上がることもなく、ストレス発散にはもってこいのスポーツかもしれませんが
ゴルフ場は痛風発作の起きやすい場所として知られています><
・スイングでいきみ
・パットで緊張しストレスが溜まり
・汗をかき、体内の水分が失われ
・昼食時のアルコール摂取
……痛風発作の起きやすいポイントが盛りだくさんです。
真夏にラウンドに行かれる方は少ないかもしれませんが、打ちっぱなし練習も同様に注意が必要です。こまめな水分補給を忘れずに楽しみましょう!
今の生活で当てはまる項目はありましたでしょうか?
健康診断で高めの値が続いている方はぜひ1度お気軽にご相談下さい♪
当院には心強い管理栄養士がおります。なかなか食事のことを相談する機会もなくどんなことに注意すればいいんですか・・・・、と質問を受けることも多いです。ぜひ食事のスペシャリストの栄養士にご相談ください‼
病気の予防は毎日の食事からといっても過言ではありません。
一人一人のライフスタイルに沿ったサポートをさせて頂きます^^
新型コロナウイルスワクチン接種後
梅雨明け後急激な激暑の毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
コロナウイルスワクチン接種も徐々に進んできており、小平市でも若い年齢の方の予約が始まりました。内閣官房からの発表によりますと7月20日現在、高齢者の2回接種率は60%に及び、一般接種を含めると約18%になるようです。2回ワクチン接種をされた方からは「ようやく打てて安心しました!」というお声も聞こえています。
予防接種も2回終えたけど、きちんと抗体を獲得できているのか?と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。目に見えるものではないので注射をしただけでは気になってしまいますね。
少し難しくなってしまいますが、今回は新型コロナワクチンと抗体についてお話したいと思います。
現在使用されているコロナウイルスワクチンはファイザー製のワクチンもモデルナ製ワクチンもmRNAワクチンです。mRNAワクチンはワクチンの種類のひとつです。ワクチンの種類については話が長くなってしまいますのでまた別の機会とさせていただきますが、このワクチンは、コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質(S)に対する抗体を誘導し、COVID-19の発症予防効果を発揮します。
ウイルスの表面に存在しするスパイクタンパク質(S)によって、新型コロナウイルスに感染します。
抗体にはもう一種類主にウイルスの遺伝情報を収納しているヌクレオカプシド(N)というタンパクに対する抗体があります。
当院でも今まで行ってきた「抗体検査」はこのヌクレオカプシド(N)というタンパクに対する抗体を調べるもので、既感染の判定には有用であるものの、ワクチン接種後の抗体獲得の判定には不適でした。
ワクチン接種後の抗体を獲得したかどうかを示すのに適切なものがスパイクタンパク質(S)に対する抗体になります。この抗体がウイルスとヒト細胞との結合を阻害する中和抗体としての活性を有すると考えられています。
当院ではこの中和抗体(スパイクタンパク質(S))に関する検査も行っています。
コロナウイルス感染に対する免疫を獲得出来たかどうかを確認する指標になります。
2回目接種後1週間以降で抗体値はあがっているのでそのころ検査するのがいいでしょう。
しかしワクチン接種をしても何らかの理由で十分に抗体価が上昇しない場合もありますし、抗体ができたからといって終生免疫(今後ずっと抗体がついている状態)が得られたというものでもありません。
また現時点では中和抗体が陰性だったからと言って追加のワクチン接種は認められていません。
新型コロナウイルスの経過についてはまだ明らかでない部分が多い現状で、中和抗体が高ければ絶対に感染しないことを保証するものではありませんが、感染予防を心がける上で有用な指標と考えられます。
予防接種が進んでいる国でも基本的感染予防策、マスク着用、ソーシャルディスタンの厳守、換気など一つでも緩ませてしまうと再感染、感染爆発へと逆戻りしています。
ワクチン接種は安心材料にはなりますが、ワクチン接種したから感染しない、というわけではないということを肝に銘じて引き続き感染予防に努めていきましょう。
暑い夏マスクはつらいですが、頑張りましょう……
潰瘍性大腸炎
7月に入りました。
梅雨真っ最中、気づけば今年も半年を過ぎましたね。
クリニック近くの多摩湖自転車道に紫陽花がとても綺麗に咲き誇っていました。
紫陽花は、土壌が酸性であれば青い花を、アルカリ性であれば赤い花を付けるそうです。
鬱々としたお天気ですが、こんなにカラフルで色鮮やかな紫陽花を見ているとこちらも元気をもらいますね!
さて今日は、当院の勉強会で学んだ『潰瘍性大腸炎』についてお話したいと思います。
『潰瘍性大腸炎』とは、大腸の最も内側にある粘膜に炎症が起き、びらん(粘膜の一
部が失われること)や潰瘍を起こす病気で、国の指定難病になっています。
近年では、安倍晋三元首相が公表したことでも有名ですね。
潰瘍性大腸炎の発症年齢のピークは、男性で20~24歳、女性で25~29歳です。
寛解(症状が治まった状態) →再燃(一旦回復しても再び症状が現れること)を繰り返すので、早期発見で適切な治療を選択して、病気をコントロールすることが重要です!
病気の経過が長いので薬の長期服用が必要になるため、患者様の負担を軽減するのに形状を変えたりと、日々研究がなされています。
診断には、大腸内視鏡検査が必須となります。
当院には内視鏡専門医がおりますので、便に血が混じる、下痢が頻回出るなど、お困りの症状がありましたら、ぜひ一度ご相談ください。
マスクをしたままの生活に慣れていると、つい喉が乾いているのを忘れてしまい
ます。
こまめな水分補給で熱中症予防をして、この夏も元気に乗り切りましょう
コロナワクチン接種が始まります。
だいぶ汗ばむ季節となってきました。
東京・大阪・名古屋でも大規模接種会場が稼働し始め、全国の自治体で、コロナワクチンの接種がいよいよ本格化します。
小平市でも75歳以上の高齢者からコロナワクチンの接種が始まりました。
当院でもコロナワクチンの予防接種を明日より開始いたします。
簡単に予防接種の流れを示しますので当日は体調を整えてご来院ください。
当日の接種の流れについて
- 当日の服装について
“肩の上の方”に接種しますので、できるだけ半袖で来てください。長袖を着る場合も、できるだけ容易に脱げるものをお願いします。ワイシャツや長袖で袖をまくる形では、接種部位は露出できません。 - ワクチンの接種が受けられない方
当日の予診で、次のような方には接種は行いません。
① 明らかに発熱している方(5℃以上)
② 重篤な急性疾患にかかっている方
③ 過去にこのワクチンに含まれている成分でアナフィラキシーを呈したことがある方
④ 上記以外に医師が予防接種を行うことが不適当な状態にあると判断した方
当日のワクチン接種の手順について
1. 受付に予診票をご記入の上、提出して下さい。
2. 体温を確認します。
3. 問診後、接種可能の判断であれば、ワクチン接種を行います
4. ワクチン接種を行う際は、腕を下におろし、腰には手を当てずに力を抜いておきま
す。
5. 接種が終わったら接種したところはもまないでください。院内で通常15分の経過観察を行いますが、以下の方は30分間の経過観察を行います。
食物アレルギー ・ 気管支喘息 ・ アトピー性皮膚炎
アレルギー性鼻炎 ・ 蕁麻疹 ・ アレルギー体質 等
(個人差があります)
6. 経過観察が終了したら終了となりますので、受付にお立ち寄り後終了となります。
お疲れさまでした!
接種後の注意点
1. 接種当日は激しい運動をお控えください。
2. 接種当日の入浴は可能ですが、接種した部位を強くこすらないでください。
3. 接種後は以下のような反応が起こる可能性があります。
注射した部位の腫れや痛み(接種当日~接種後2日目程度)
筋肉痛、関節痛(接種後1~2日程度)
頭痛(接種後1~2日目程度)
発熱、倦怠感、寒気(接種後1~2日目程度)
上記の症状が出現したときはまずは家でゆっくりお休みになりながら様子を見てください。
少しでも予防接種を広げ新型コロナウイルス感染のリスクが抑えられますよう、スタッフ一同準備しております。