人間ドック
人間ドック
気づけば師走!今年も残り僅かとなりました。
クリニック内もこのようにすっかりクリスマスムードになりました🎄待合時間で少しでも心が和んでいただければ幸いです🎁
近頃当院では、人間ドックを受ける方が増えたように感じています。
コロナ禍で健診を受け損なったりしている方も多いとそうですね。
病気の早期治療、病気を引き起こす可能性のある危険因子を見つけて病気の予防につなげることも人間ドックの大きな目的です。
今まで受ける機会がなかった方、健康に不安がある方、ぜひ一度受けてみてはいかがですか。
基本的な健康診断項目
◎診察・問診
◎身長・体重・体脂肪率・肥満度・腹囲
◎血圧測定 座位安定時
◎聴力検査
◎視力検査 裸眼・矯正
◎心電図・心拍数
◎胸部レントゲン
◎腹部超音波
◎血液検査 肝機能・脂質機能・腎機能・膵機能・糖代謝
◎尿検査
◎便検査
◎胃カメラ
当院院長は内視鏡専門医である為、大腸カメラも
オプションで付けることも可能です!
オーダーメイドでお作りすることもできるので、ぜひご相談ください。
年末まではカメラのご予約がいっぱいとなっておりますので、年明けのスケジュールをお勧め致します!
今年は医療機関でのコロナのワクチン接種も始まり、例年にはない一年だったと感じています。
密回避には努めていますが、診療をお待たせすることもあり、心苦しく思うこともあります。
そんな中、患者様からは沢山の励ましの言葉や、温かい言葉を掛けていただきました。
今年一年ありがとうございました。
来年も安心できる日常生活が取り戻せるように、引き続きマスクの着用や、手洗いうがい消毒、感染防止対策に十分努めていきましょう!
年末年始は、12/30〜1/6まで休診とさせていただきます。
スタッフ一同、2022年も患者様に寄り添えるクリニックでありたいと思っております!
来年もどうぞよろしくお願い致します。
皆様よい年をお迎えください🎍✨
風疹抗体検査
急激な冷え込みに戸惑うこの頃ですが、皆様体調はいかがですか。
先月当院は3周年を迎え、ブログにも書かせて頂きました。
身を引き締めて!と思っていた矢先
「Happy Birthday!」のカードと共にお花を頂きました!
思いがけない心遣いにとてもうれしくなりました。
クリニックカラーに合わせたすみれ色の綺麗なアレンジです。
診療室に飾っていますので、受診された際はぜひご覧ください。
先日中高年男性対象の風しん検査が来年度まで延長されることになりました。
風疹は風疹ウィルスに感染した咳やくしゃみを吸い込むことで感染し、発熱、発疹、リンパ節の腫れ等の症状が出ます。
感染者の15-30%は無症状ともいわれますが、妊娠期に母子感染すると胎児に障害が出る可能性がある怖い病気です。
感染拡大を抑えるためにはワクチンの接種が有効です。
現在は幼少期の定期予防接種に入っていますが。40-50代の男性はワクチン接種の機会がなく、抗体保有率が低いと言われています。
そのため国は、2019年から抗体検査の無料クーポンを対象者には配布し、無料で検査ができる機会を提供しています。
しかし実際は目標の4割未満の実施ににとどまっていると発表されています。
その原因の一つとして新型コロナウイルスの流行で医療機関受診控えが影響しているようです。
風疹に罹ったことがあるかわからない人も、抗体検査を受けることでワクチン接種が必要かどうか調べることが可能です。
クーポンが配布されているのは1962年4月2日生から1970年4月1日生の男性の方です。
健診の時に一緒に検査をすることもできますので、お手元にクーポンのある方はこの機会に検査をお勧めします。
もちろん風疹抗体検査のみご希望でもご受診ください。お手元の書類をお忘れなく。
秋らしい季節になってきましたが、体調には気を付けて過ごしましょう。
10月になりなした
10月ですね、今年もあと3ヶ月!!
今年もあと3分の1になりました。
そして今日から緊急事態宣言が解除されます。
新しいステージに入りましたね。
外に出かけるのも、人に会うのも、生きるためにはとても大切なこと。
感染防止対策をしながら、少しずつ日常を取り戻せるよう過ごしていきたいです。
当院は、通常の診療も検査も従来どおり行っております。
今月は、市町村が行っている40歳から75歳以下の特定健診の期限となっております。
当院ではご予約を受け付けております。ご予約もまだ空きがありますので、年一回のこの機会をぜひ活用し、ご自分の体のチェックをしてください。
今月も宜しくお願い致します。
インフルエンザ予防接種
そろそろインフルエンザの予防接種についてのお問い合わせが聞かれるよう
になりました。
昨年は、手あらい、うがい、マスクが徹底されていたのでほとんど流行が
認められませんでした。
今季のインフルエンザの流行については、色々な見解があがっています。
昨年度はインフルエンザと新型コロナが同時に流行しなかったため、今年も少ないのではないかとするものや、逆に昨年流行しなかった分今年は幅広い世代で流行する可能性があるという意見もあります。
どちらになるか予測することはむずかしいですが、
日本ワクチン学会では、
「もしインフルエンザと新型コロナが同時に流行すれば医療体制が逼迫する恐れがあるため、乳幼児や高齢者、妊婦などは特に接種が推奨される」と述べています。
寒さが強まる冬に向けワクチン接種を前向きに検討し、感染対策を続けていきましょう。
コロナワクチンをすでに2回打たれている方もいらっしゃいますが、この2つのワクチンは同時接種はできません。
新型コロナワクチンとその他のワクチンは、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間あける必要があります。2週間後の同じ曜日の日以降になります。
まだコロナワクチンを接種していない方は予定を考えておかれた方がよさそうですね。
当院でも近日中にインフルエンザワクチンの予約を開始いたします。
ホームページでご案内いたしますのでもうしばらくお待ちください。
3周年を迎えました
3周年を記念して院長にインタビューをしました!
*患者様へ心がけていることは?
写真は、当院に飾ってある手作りのビーズの作品です
綺麗なものや好きなことに触れて、
痛風、高尿酸血症について
夏真っ盛りで毎日うだるような暑さが続いていますね。
オリンピックも終わり、色々なスポーツを観戦された方も多いのではないでしょうか。
あまりなじみのないスポーツを知る機会にもなりました。
ところで、今年度の健康診断は受けられましたか?
「痛風」「高尿酸血症」みなさん1度は耳にしたことがあると思います。
血液検査にて「尿酸値 7.0mg/dl」以上ですと「高尿酸血症」となります。
尿酸値が高くなる理由として、体内で尿酸が過剰に産生されてしまったり、
なんらかの原因で排泄がうまくいかなくなると血中の尿酸濃度が高くなってしまいます。
そして高尿酸血症の状態が長く続くと、尿酸の結晶がからだのいたるところに沈着し「痛風発作」へと繋がっていきます。
今日はそんな「尿酸」についてお話しようと思います!
尿酸は、プリン体が肝臓で代謝される過程で産生される物質です。
ビールやレバーなどはプリン体の多い食品として有名ですが、食べ物由来で合成される尿酸は全体の約20%で、残りの約80%は人間の遺伝子が分解される際に生じる老廃物としての尿酸です。
よって、食事でのプリン体の摂取を控えることも大切ですが体内での合成を抑えしっかりと体外に排泄することがとても重要になります。
それでは、ご自身の尿酸値の値を確認してみましょう!
「7.0㎎/dl」を超えている方はまずは生活習慣の見直しが必要です。
以下の項目をチェックしてみましょう^^
※通院されている方は医師に相談しましょう。
・適正体重の維持
・節酒や休刊日の設定
・水分の十分な摂取
・適度な有酸素運動を
また、特にこれからの季節に気を付けて頂きたいスポーツが
趣味として楽しむ方も多い「ゴルフ」です。
息が上がることもなく、ストレス発散にはもってこいのスポーツかもしれませんが
ゴルフ場は痛風発作の起きやすい場所として知られています><
・スイングでいきみ
・パットで緊張しストレスが溜まり
・汗をかき、体内の水分が失われ
・昼食時のアルコール摂取
……痛風発作の起きやすいポイントが盛りだくさんです。
真夏にラウンドに行かれる方は少ないかもしれませんが、打ちっぱなし練習も同様に注意が必要です。こまめな水分補給を忘れずに楽しみましょう!
今の生活で当てはまる項目はありましたでしょうか?
健康診断で高めの値が続いている方はぜひ1度お気軽にご相談下さい♪
当院には心強い管理栄養士がおります。なかなか食事のことを相談する機会もなくどんなことに注意すればいいんですか・・・・、と質問を受けることも多いです。ぜひ食事のスペシャリストの栄養士にご相談ください‼
病気の予防は毎日の食事からといっても過言ではありません。
一人一人のライフスタイルに沿ったサポートをさせて頂きます^^
新型コロナウイルスワクチン接種後
梅雨明け後急激な激暑の毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
コロナウイルスワクチン接種も徐々に進んできており、小平市でも若い年齢の方の予約が始まりました。内閣官房からの発表によりますと7月20日現在、高齢者の2回接種率は60%に及び、一般接種を含めると約18%になるようです。2回ワクチン接種をされた方からは「ようやく打てて安心しました!」というお声も聞こえています。
予防接種も2回終えたけど、きちんと抗体を獲得できているのか?と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。目に見えるものではないので注射をしただけでは気になってしまいますね。
少し難しくなってしまいますが、今回は新型コロナワクチンと抗体についてお話したいと思います。
現在使用されているコロナウイルスワクチンはファイザー製のワクチンもモデルナ製ワクチンもmRNAワクチンです。mRNAワクチンはワクチンの種類のひとつです。ワクチンの種類については話が長くなってしまいますのでまた別の機会とさせていただきますが、このワクチンは、コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質(S)に対する抗体を誘導し、COVID-19の発症予防効果を発揮します。
ウイルスの表面に存在しするスパイクタンパク質(S)によって、新型コロナウイルスに感染します。
抗体にはもう一種類主にウイルスの遺伝情報を収納しているヌクレオカプシド(N)というタンパクに対する抗体があります。
当院でも今まで行ってきた「抗体検査」はこのヌクレオカプシド(N)というタンパクに対する抗体を調べるもので、既感染の判定には有用であるものの、ワクチン接種後の抗体獲得の判定には不適でした。
ワクチン接種後の抗体を獲得したかどうかを示すのに適切なものがスパイクタンパク質(S)に対する抗体になります。この抗体がウイルスとヒト細胞との結合を阻害する中和抗体としての活性を有すると考えられています。
当院ではこの中和抗体(スパイクタンパク質(S))に関する検査も行っています。
コロナウイルス感染に対する免疫を獲得出来たかどうかを確認する指標になります。
2回目接種後1週間以降で抗体値はあがっているのでそのころ検査するのがいいでしょう。
しかしワクチン接種をしても何らかの理由で十分に抗体価が上昇しない場合もありますし、抗体ができたからといって終生免疫(今後ずっと抗体がついている状態)が得られたというものでもありません。
また現時点では中和抗体が陰性だったからと言って追加のワクチン接種は認められていません。
新型コロナウイルスの経過についてはまだ明らかでない部分が多い現状で、中和抗体が高ければ絶対に感染しないことを保証するものではありませんが、感染予防を心がける上で有用な指標と考えられます。
予防接種が進んでいる国でも基本的感染予防策、マスク着用、ソーシャルディスタンの厳守、換気など一つでも緩ませてしまうと再感染、感染爆発へと逆戻りしています。
ワクチン接種は安心材料にはなりますが、ワクチン接種したから感染しない、というわけではないということを肝に銘じて引き続き感染予防に努めていきましょう。
暑い夏マスクはつらいですが、頑張りましょう……