血液検査結果 〜ヘモグロビンA1c〜

皆さまこんにちは😃

 

秋も深まり、朝方もさむくなってきましたが体調の変わりはないでしょうか。

 

秋は健康診断のシーズンでもあり、健康管理のために医療機関を訪れた方も多いのではないでしょうか。

健康診断を受けたはいいけど、結果を手にしても検査データの数値がいまいちわからない。といった声もよく聞きます。

 

今日はそんな検査データの中から「ヘモグロビンA1c」について書きたいと思います😊

 

ヘモグロビンA1cは簡単に言うと、糖尿病の診療する上で使われる指標です。

採血した時点から過去1,2ヶ月の平均血糖値を反映しています。「過去2ヶ月程度の血糖値の推移を間接的に評価しているもの」と思ってもらえると良いかと思います。

 

健康な方の基準値は大まかに4.6-5.8%と言われています。

高めになった場合は糖尿病の可能性もありますので、検査結果を持って医療機関を受診してください。

 

ではなぜヘモグロビンA1cが高いといけないのかというと、血液の中のブドウ糖が処理されず多くなると、血管の中で活性酸素が増えます。活性酸素が増えると、血管内の内膜を攻撃し傷をつけていきます。その傷に、コレステロールなどが付着し、付着し続けると付着物が溜まり血液をせき止めてしまい、やがて血管が厚く硬くなり血液の流れが悪くなったり動脈硬化を引き起こすことになります。
血液がスムーズに流れない状態になると、いろんな所でいろんな病気を誘発します。これがいわゆる合併症と言われるものです。

 

ご自身の検査結果ひとつひとつに興味を持つ事は健康維持にとって非常に大切な事です。

 

何か疑問に感じたり心配になった事は些細な事でもご相談ください。