頚動脈エコーってどんな検査!?

前々回に超音波検査の話をさせていただきましたが、今回からエコー検査の中で具体的に部位別のエコー検査を紹介していきたいと思います。

 

第一回目は「頚動脈エコー」です。

頸動脈は脳に血液を送る大切な血管です。
その血管が動脈硬化を起こすと脳梗塞を起こすリスクが高まります。
なので、動脈硬化の早期発見には頸動脈エコー検査が1番です。
侵襲性もなく安全に検査が受けられます。
早期発見できれば、これ以上、進行が悪化しないように経過をみていくことができます。

エコー検査で何を見るかというと…
血管壁が厚くなっていないか、プラークコレステロールなどの脂肪の塊りなど)ができていないか、プラークがある場合はプラークはどのようなプラークなのか血管内に占めるプラークの割合などを見て、どのような治療が患者様にベストなのかを判断できます。

動脈硬化の原因として、脂質異常症、糖尿病、高血圧、喫煙などが危険因子とされています。
ひとつでも当てはまる方は、症状がなくても、1度検査してみるのも早期発見になり、良いと思います。

当院では、血管領域の検査に従事するに必要な専門知識・技術をもった血管診療技師が検査させていただきます。

検査を受けてみたい方は、お気軽にお声掛けください。

検査は予約制となっています
検査時間は15〜30分程度です。

 

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