世界糖尿病週間

 突然ですが、今日はなんの日か、ご存知でしょうか。

 今日は世界糖尿病デーです。 

 世界に広がる糖尿病に立ち向かうために、1991年に国際糖尿病連合とWHOが制定しました。11月14日はインスリンを発見したカナダのバンディング博士の誕生日であり、糖尿病治療の画期的な発見に敬意を表彰し、この日に設定されました。

 糖尿病患者数は世界的に爆発的に増加しています。運動不足、不健康な食事、過体重や肥満、高齢化、都市化などが増加の要因です。特に、20-64歳の働き盛り世代では、未治療の状態で見過ごされている事が多いです。糖尿病は放置しておくと、神経障害、網膜(目)障害、腎障害と重大な合併症を引き起こし死に至る病です。

 世界糖尿病デーのキャンペーンには、どこまでも続く「青い空」と、団結を表す「輪」をイメージしたい、「ブルーサークル」が使われています。これには世界が1つになって糖尿病と闘おうという気持ちが込められています。

 今夜は澄み切った夜空に、ブルーライトを探してみてください。そして私達の健康について少し考えてみませんか。f:id:suzukichoclinic:20201114173853j:plain