謹賀新年〜七草粥〜
明けましておめでとうございます。
2021年も始まりました。
皆様お正月はいかがでしたでしょうか。
当院も、スタッフ一同元気に新年を迎えることができ嬉しい限りです。特に今年は、元気に会える、と言う言葉の有り難みが身に沁みます。
当院は1月5日から診療を始めております。今年も少しでも笑顔が増えますよう、微力ですが皆様の健康のお手伝いをさせて頂きたいと思います。
宜しくお願い申し上げます。
ところで、今日は1月7日。
春の七草を使って作る七草粥をいただき、一年の無病息災を願う日です。
○七草のこころ
七草には、体にいい薬効があります。日本のハーブ、といったところでしょうか。
■せり
「食べると競り勝つことができる」という縁起物です。ビタミンC、ミネラル、食物繊維などを豊富に含み、貧血防止や、生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
■なずな
「撫でて穢れ(けがれ)を取り除く」とされ、別名はぺんぺん草です。ビタミンB1、B2、ミネラル、食物繊維をバランス良く含んでおり、高血圧の予防や止血作用、整腸作用があります。
■ごぎょう
ごぎょう(御形)とは「仏様のからだ」という意味もある縁起物です。鎮咳作用があり、風邪や気管支炎にも良いと言われています。
■はこべら(繁縷もたれ)
「繁」という漢字から「子孫繁栄」の願いが込められています。たんぱく質やカルシウム、鉄などのミネラルを豊富に含み、止血作用や整腸作用があります。
■ほとけのざ
仏様が座る「安座」に似ていることから縁起が良いとされています。胃腸の働きを整えたり、高血圧の予防にも効果が期待できます。
■すずな
「すず」という字が入っていることから「神様を呼ぶ鈴」という由来があります。別名はかぶです。葉は、カロテンやビタミンC、E、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。 根は、カリウムやビタミン、食物繊維のほか、
消化を助けてくれるアミラーゼ(でんぷん分解酵素)を含み、胃や胸やけを防ぎます。
■すずしろ
その白さから「潔白」というイメージがあり、縁起の良い野菜とされています。別名は大根です。自然の消化剤とも言われ、胃腸の働きを助ける酵素が豊富に含まれます。また、がん予防に効果があると言われるオキシターゼなども含まれます
出典:「七草粥」日本クリニック株式会社
七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれました。そこで、無病息災を祈って七草がゆを食べたのです。
今日は、七草粥を頂きだきながら、世界中で猛威を奮っている疫病が一日も早く収束しますよう、そしてこの一年、自分の体としっかり向きあえますよう、無病息災を祈りながら心穏やかに七草粥を頂きたいと思います。
皆様にとってより良い一年となりますよう、お祈り申し上げます。
鈴木町クリニック