不安は正常な反応です。
皆さまこんにちは。
新型コロナウィルスの感染拡大により
4月7日に7つの都道府県を対象に緊急事態宣言が出て、16日には全国へと拡大されました。
依然として収束の糸口が見えない中で、不要不急の外出を自粛し、不安が消えずに心が疲れてきている方もたくさんいらっしゃると思います。
不安を抱く事は正常な反応です。
今、誰しもが不安を抱えた状況の中で生活しています。
そして、不安になると周りが見えなくなってしまいがちです。
でも、その状態では不安は増幅する一方で心にも身体にも良くありません。
そんな時は誰かに不安を打ち明けてみてください。
直接会って話すことが出来なくても、電話やメールなどで言葉にする事でもいいと思います。
相手も同じように不安を持ち、気持ちを打ち明けてくれるかもしれません。
周りにも不安を抱えている人がいる場合、不安を共有する事や、その人に対して思いやる余裕を作ると、不思議と自分の不安が和らぎます。
目線を外に向けることで、客観的に不安と対峙することができる、というのが大きいのだと思います。
自分が不安の最中にいるときに、他人を思いやる余裕を持つことは容易な事ではありませんが、結果的には自分の不安を和らげることに繋がります。
まずは心がけるところからはじめてみては如何でしょうか。
ご自身が抱えている不安を声に出して言葉にするだけでも少し和らぐかもしれません。
また、気持ちを落ち着かせるお薬や眠りを良くするお薬の処方で対応した方が良い場合もあるかもしれません。
そんな時に鈴木町クリニックが皆様のお役に立てれば幸いです。
いつでもスタッフへお声掛けください。
終わりに。
日中、外へ出て日光を浴びる事は不安を消すホルモン「セロトニン」が出るので日光浴はとても良い事です。
また、日光は骨を強くする為に必要な「ビタミンD」を体内で作ります。
日光浴は積極的に行いましょう。
乳腺エコー
皆さまこんにちは。
東京では桜も満開となり、見頃を迎えておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて。本日の鈴木町クリニックブログは「乳腺エコー」についてお話ししたいと思います。
その前に…
皆さんは「ピンクリボン」という言葉を聞いたことがありますか?
ピンクリボンとは「乳がん」の正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進することなどを目的として行われる世界規模の啓発運動を言います。
日本人の乳がん罹患率は12人に1人で、ピークは40代後半と言われています。
この年頃の女性はまだ育児中の方もいれば、社会的にも働き盛りの方が多い世代です。
そんな時にがん治療を受ける事は、いろいろな場面で支障が生じる恐れがあります。
治療を長く辛いものにしない為に、早期発見は何よりも大切です。
乳がんは早期発見し、早期治療ができれば、決して怖い病気ではない時代になってきています。
毎日、子育てや仕事で忙しく、検診を受けたくてもなかなか時間がとれない方も、自分の体に関心を持ち、検査を受けてみることは非常に大切なことだと思います。
乳がんとは乳腺組織にできる腫瘍です。
乳腺エコーやマンモグラフィーを受けることで乳腺組織の病変が見つけられます。
鈴木町クリニックでは乳腺エコーを行なっております。
女性医師が診察し、検査も女性の臨床検査技師が行いますので 患者さんの安心感は高く、不安な事や些細なことも話しやすい環境だと思います。
症状がない方でも心配な方は保険診療ではなく、検診として受けていただくこも可能です。
少しでも異変を感じた方や乳がんに対して不安を感じた方はお気軽にスタッフにお声がけください。
丁寧にご説明させていただきます。
正しく恐れる
皆様こんにちは。
連日のコロナウィルスのニュースでここ数週間、私たちの生活はずいぶん変わりました。
皆さまもきっと不安な毎日を送られていると思います。
トイレットペーパーやティッシュペーパーの買い占めやマスクの高額な転売など、過剰な反応があちこちで見られています。
確かに私たちが今まで経験した事がない状況の中で冷静に過ごす事は大変な事かもしれません。
ただ、少しずつ色々な事がわかってきているのは事実です。
一人一人が正しい情報を把握して、過剰に恐れすぎずに冷静な行動をとる事が今一番大切だと思っています。
コロナウィルスの専門家会議でも、日常生活において意識して欲しい事を次のように挙げています。
【日常生活の中で、この3つの条件が同時にそろう場所や場面を、避ける行動を。つまり、次の3つの行動を。
(1)換気を行う(可能であれば2つの方向の窓を同時に開ける)
(2)人の密度を下げる(互いの距離を1、2メートル程度あける)
(3)近距離での会話や発声などを避ける(やむを得ない場合はマスクをつける)】
これ以外にも、普段からバランスの良い食事を摂り、睡眠もしっかりとって自らの免疫力を整えておく事も大切だと思います。
いろんな情報に左右されずに正しく恐れる。
皆さまを迎える私たち医療従事者も、体調管理をしっかりして今出来ることを精一杯行い、安心できる医療を提供していきたいと思っています。
処方箋の有効期限
皆さまこんにちは。
突然ですが、皆さまは普段病院やクリニックなどでもらう処方箋に「有効期限」がある事をご存知ですか?
処方箋の有効期限は 「受診した日も含めて4日間」 だけです。
「今日は用事があるから、また今度薬局に行こう」 と思っているとすぐに処方箋の有効期限が過ぎてしまうことがあります。
間に日曜日や祝日が入っても、その4日間の期間は延びません。
時折薬局から「有効期限の過ぎた処方箋を持って来られた患者さんがいます」と連絡が来る事があります。
十分にご注意いただきたいと思います。
基本的には処方箋は発行された直後に薬局に出していただき、その日からそのお薬の服用を開始していただくのが最良です。
ぜひ処方箋はすぐに薬局に持って行かれるようにお願いいたします。
嬉しかったこと ~日々の想い~
おはようございます!鈴木町クリニックです。
今日はうれしいことがありました。
本日また卒煙に成功し、喜んで帰って行かれた方がいました。
たばこをやめよう! それは一大決心です。
その思いはおひとりおひとり違います。健康のため、家族のため・・・。
昔一人で禁煙しようと思って挫折してしまった方、どんな風に頑張ればいいの・・・と不安な方。そんな方にお薬の治療があります。
禁煙治療を受けた方々のお言葉です。
“朝の目覚めが違います!”
“朝、こんなに体が軽いなんて知りませんでした。”
“お酒を飲むと吸いたくなるけど、薬のおかげでぐっと我慢できることができました”
“たばこの煙が鼻につくようになりました”
中には、温泉に行ってきました!という方もいました。
無駄遣いがなくなったというのです。思わず副産物ができました。
もちろん今までの習慣を断ち切るのは楽しいことだけではありません。
辛いこと、苦しいこともあると思います。
クリニックではスタッフ一同、
そんな皆様を少しでも応援できるように頑張っています。
春に向けて禁煙を始めてはみませんか!
頚動脈エコーってどんな検査!?
前々回に超音波検査の話をさせていただきましたが、今回からエコー検査の中で具体的に部位別のエコー検査を紹介していきたいと思います。
第一回目は「頚動脈エコー」です。
頸動脈は脳に血液を送る大切な血管です。
その血管が動脈硬化を起こすと脳梗塞を起こすリスクが高まります。
なので、動脈硬化の早期発見には頸動脈エコー検査が1番です。
侵襲性もなく安全に検査が受けられます。
早期発見できれば、これ以上、進行が悪化しないように経過をみていくことができます。
エコー検査で何を見るかというと…
血管壁が厚くなっていないか、プラーク(コレステロールなどの脂肪の塊りなど)ができていないか、プラークがある場合はプラークはどのようなプラークなのか血管内に占めるプラークの割合などを見て、どのような治療が患者様にベストなのかを判断できます。
動脈硬化の原因として、脂質異常症、糖尿病、高血圧、喫煙などが危険因子とされています。
ひとつでも当てはまる方は、症状がなくても、1度検査してみるのも早期発見になり、良いと思います。
当院では、血管領域の検査に従事するに必要な専門知識・技術をもった血管診療技師が検査させていただきます。
検査を受けてみたい方は、お気軽にお声掛けください。
検査は予約制となっています
検査時間は15〜30分程度です。
アレルギー検査
花粉アレルギーの方には辛い季節がすぐそこまで来ていますね。
アレルギーという単語はいろいろな場面でよく耳にしますが、具体的にアレルギーとは何なのか、また自分が何に対してアレルギーを持っているのか、きちんと理解している方はどれくらいいますでしょうか。
アレルギーとは、体に入ってきた物質を排除しようと自分の免疫機能が過剰に働いて、通常では害のないものに対して身体に害のある反応が症状として出てしまう状態の事をいいます。
また、花粉症や気管支喘息などのアレルギー性疾患は、体質や環境要因が複雑に絡み合って起こると考られているため、何が原因で症状が起こるのかを知ることは非常に大切なことです。
当院ではアレルギー検査を保険診療で行っております。
少しの採血量で、一度に39項目のアレルゲン〈アレルギー反応を引き起こす物質〉を調べられる検査です。
ハウスダストや花粉、食品表示義務7品目(卵・乳・小麦・そば・ピーナッツ・エビ・カニ)を含むアレルギー性疾患の主要な原因となるアレルゲンが網羅されています。
毎年これからの時期に辛い思いをされている方。ご自身が他にもどんな物質にアレルギーをもっているのか気になる方はいつでもご相談ください。